会社概要

カネヨ醤油のあゆみ

カネヨ醤油のマークは、創業者の名前「上江 与（かみえ あとう）」に由来しています。

カネヨ醤油の創業は、大正十五年。当時まだ、自家製の醤油や味噌を作る家庭が多い中、創業者「上江 与（かみえ あとう）」は、米以外の商売をと考え、醤油造りを始めました。初代は、農業や畜産業と兼業で醤油造りを行っていました。

その後二代目・浩が醤油造りに商売を一本化し、醤油の販売が増えてきたころ、一緒に家業を支えてきた浩の妻・愃子が若くしてこの世を去りました。このことをきっかけに三代目・哲夫（現在の社長）は、少人数でも美味しい醤油を造ることができるよう、醤油造りに少しずつ機械を導入しました。その結果、現在の醤油蔵工場ができ、人の経験と機械の両方を生かしながら醤油造りを行っています。

中央が創業者、右側が二代目

カネヨ醤油の地元「石川県志賀町（旧・富来町）」は、日本海に面する昔からの漁師町です。昔は「北前船」の避難寄港地であり、日本最古の木造建築灯台「福浦灯台」が残る歴史ある町です。地元の西海漁港では、日本海ならではの海産物が豊富に獲れ、地元の方が特にお刺身を好むことから、「町の醤油屋さん」としてご愛顧いただいてきました。カネヨ醤油は、地元の漁師さんからのご意見をとりいれながら現在の味に至り、お陰様で刺身にあう醤油として評判をいただいています。

2007年に「上江醤油店」から「カネヨ醤油株式会社」となり、現在、石川県内の多くのスーパー等でお客様にご購入いただいています。また、カネヨ醤油の味を気に入っていただいている全国のお客様へ発送も行っています。家族経営で少人数ですが、代々受け継いできた味を守り、美味しく安全な醤油造りとお客様に喜んでいただける販売に努めてまいります。